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【福岡県知事選】現職と新人3人 計4人の争いに 各候補者の訴え 前回投票率は過去最低29.61% 低下に歯止めかかるか 3月23日に投開票

政治・行政

7時間前

任期満了に伴う福岡県知事選挙が6日、告示されました。

二期目を目指す現職に新人3人が挑む構図で、県政の継続か刷新かが争点となりそうです。

立候補したのは、届け出順に、弁護士で共産党が支持する新人の吉田幸一郎氏(45)。

自民、公明、立憲、国民、社民が推薦する現職の服部誠太郎氏(70)。

無所属・新人で自営業の藤丸貴裕氏(48)。

諸派・新人、元高校教師で政治団体代表を務める新藤伸夫氏(76)のあわせて4人です。



◆無所属・新人 吉田幸一郎氏
「いまやるべきは経済対策。(最低賃金)1500円じゃ間に合わない。最低賃金2000円、これが大前提となります。生活を上げよう、経済を上げていこう、そしてこれはできる。私は経済に強い」

共産党が支持する弁護士の吉田氏は、最低賃金1500円の実現に向けた中小企業支援や小・中学校の給食費無償化を訴えています。



◆無所属・現職 服部誠太郎氏
「物価を上回る賃金の上昇、これはまだ成し得ていません。そして、少子高齢化と人口減少による地方の疲弊。さらに、災害からの復旧復興も道半ばであります」

現職の服部氏は、適正な価格転嫁による賃上げや女性の起業支援、東九州新幹線の早期整備を政策に掲げています。



◆無所属・新人 藤丸貴裕氏
「干ばつに備えて、真夏の最高気温を10℃下げる。このままだとダメなので、財政再建をしないといけません。宿泊税を廃止したりとか、学校給食を無料にしたり、そういうことを考えています」

干ばつに備えたメタンガス発電による温暖化対策などを訴えた藤丸氏は、自身のYouTubeチャンネルで選挙活動を行う予定です。



◆諸派・新人 新藤伸夫氏
「人口減少には真剣に対応しなければならない。対応策はベーシックインカム。月に22万円、1人当たり22万円を支給いたします。それから道路や下水道を整備する。特に下水道をすべて。埼玉県で事故も起きてますから、下水道はすべて改修いたします」

シンガーソングライターでもある新藤氏は、1人当たり22万円を支給するベーシックインカムの導入や下水道の改修、県民税の廃止を公約に掲げています。



また今回の選挙では、地域経済の振興策や人と動物の健康と地球環境を一体的に考えるワンヘルス事業など、服部県政一期目の評価も争点となる見込みです。

◆無所属・新人 吉田幸一郎氏
「100億円超えのワンヘルス事業。福岡県の県税を使ってまでやるものではありません。福岡県民のための政策を、県民目線の政策をやるべきです」

◆無所属・新人 藤丸貴裕氏
「税金の無駄遣いはやめた方がいいと思ってます。明らかに無駄だなと。外郭団体の清算とかはあると思います」

◆諸派・新人 新藤伸夫氏
「服部氏を推薦している自民・公明・立憲・国民・社民。私たちはそれに対して新しい政治を行う。相乗り5党というのはやっぱり古い政治であります」

◆無所属・現職 服部誠太郎氏
「2年前、コロナが収まり、やっと未来に向けて種をまくような政策をスタートすることができました。200件を超える企業誘致に成功し、福岡キャリアカフェやママと女性の就業支援センターを開設し、県内に展開を致しております」

前回の投票率が29.61%と、有権者の関心をいかに高めるかも課題となる福岡県知事選挙。

投開票日は3月23日で、7日からは期日前投票も始まります。



これまでの県知事選の投票率の推移をみてみると、1987年には70%を超える投票率だったのが、回を追うごとに下がり、40%から50%台に。

そして2021年の前回選挙では3割を割り込み、過去最低の29.61%となりました。

この前回選挙、年代別にみてみると、20代の投票率が最も低く、16.05%。

6人に1人しか投票に行っていないということになります。

候補者が有権者に自らが実現したいことを分かりやすく伝えていくことはもちろんですが、有権者も自らの暮らしはどうなのか、そしてどの候補者の公約が一番良いと思うのか、今回の選挙をきっかけに1人1人が考え、1票を投じてもらいたいと思います。
任期満了に伴う福岡県知事選挙が6日、告示されました。

二期目を目指す現職に新人3人が挑む構図で、県政の継続か刷新かが争点となりそうです。

立候補したのは、届け出順に、弁護士で共産党が支持する新人の吉田幸一郎氏(45)。

自民、公明、立憲、国民、社民が推薦する現職の服部誠太郎氏(70)。

無所属・新人で自営業の藤丸貴裕氏(48)。

諸派・新人、元高校教師で政治団体代表を務める新藤伸夫氏(76)のあわせて4人です。
◆無所属・新人 吉田幸一郎氏
「いまやるべきは経済対策。(最低賃金)1500円じゃ間に合わない。最低賃金2000円、これが大前提となります。生活を上げよう、経済を上げていこう、そしてこれはできる。私は経済に強い」

共産党が支持する弁護士の吉田氏は、最低賃金1500円の実現に向けた中小企業支援や小・中学校の給食費無償化を訴えています。
◆無所属・現職 服部誠太郎氏
「物価を上回る賃金の上昇、これはまだ成し得ていません。そして、少子高齢化と人口減少による地方の疲弊。さらに、災害からの復旧復興も道半ばであります」

現職の服部氏は、適正な価格転嫁による賃上げや女性の起業支援、東九州新幹線の早期整備を政策に掲げています。
◆無所属・新人 藤丸貴裕氏
「干ばつに備えて、真夏の最高気温を10℃下げる。このままだとダメなので、財政再建をしないといけません。宿泊税を廃止したりとか、学校給食を無料にしたり、そういうことを考えています」

干ばつに備えたメタンガス発電による温暖化対策などを訴えた藤丸氏は、自身のYouTubeチャンネルで選挙活動を行う予定です。
◆諸派・新人 新藤伸夫氏
「人口減少には真剣に対応しなければならない。対応策はベーシックインカム。月に22万円、1人当たり22万円を支給いたします。それから道路や下水道を整備する。特に下水道をすべて。埼玉県で事故も起きてますから、下水道はすべて改修いたします」

シンガーソングライターでもある新藤氏は、1人当たり22万円を支給するベーシックインカムの導入や下水道の改修、県民税の廃止を公約に掲げています。
また今回の選挙では、地域経済の振興策や人と動物の健康と地球環境を一体的に考えるワンヘルス事業など、服部県政一期目の評価も争点となる見込みです。

◆無所属・新人 吉田幸一郎氏
「100億円超えのワンヘルス事業。福岡県の県税を使ってまでやるものではありません。福岡県民のための政策を、県民目線の政策をやるべきです」

◆無所属・新人 藤丸貴裕氏
「税金の無駄遣いはやめた方がいいと思ってます。明らかに無駄だなと。外郭団体の清算とかはあると思います」

◆諸派・新人 新藤伸夫氏
「服部氏を推薦している自民・公明・立憲・国民・社民。私たちはそれに対して新しい政治を行う。相乗り5党というのはやっぱり古い政治であります」

◆無所属・現職 服部誠太郎氏
「2年前、コロナが収まり、やっと未来に向けて種をまくような政策をスタートすることができました。200件を超える企業誘致に成功し、福岡キャリアカフェやママと女性の就業支援センターを開設し、県内に展開を致しております」

前回の投票率が29.61%と、有権者の関心をいかに高めるかも課題となる福岡県知事選挙。

投開票日は3月23日で、7日からは期日前投票も始まります。
これまでの県知事選の投票率の推移をみてみると、1987年には70%を超える投票率だったのが、回を追うごとに下がり、40%から50%台に。

そして2021年の前回選挙では3割を割り込み、過去最低の29.61%となりました。

この前回選挙、年代別にみてみると、20代の投票率が最も低く、16.05%。

6人に1人しか投票に行っていないということになります。

候補者が有権者に自らが実現したいことを分かりやすく伝えていくことはもちろんですが、有権者も自らの暮らしはどうなのか、そしてどの候補者の公約が一番良いと思うのか、今回の選挙をきっかけに1人1人が考え、1票を投じてもらいたいと思います。

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