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北九州市のスーパー カナダ産豚肉を国産として不適正表示し販売「利益率が上がると考えた」 農水省が行政指導 福岡

事件・事故

暮らし

12時間前

福岡県北九州市のスーパーマーケットでカナダ産の豚肉を国産として販売する不適正表示があったとして、山口県の運営会社が農林水産省から行政指導を受けました。

農水省によりますと不適正表示があったのは山口県防府市の丸久が運営する北九州市八幡西区のスーパー「アルク八幡西店」で、少なくとも去年9月から11月にかけてカナダ産の豚肉を全部または一部使用した商品に国産と表示して販売していたということです。

従業員が店長に相談したのをきっかけに店側が調査した結果、当時、精肉部門のチーフを務めていた元従業員が「部門の売り上げが伸びなかったことからカナダ産の原材料を使えば利益率が上がると考えた」などと不正を認めたということです。

丸久の報告を受けた農水省が立入検査した結果。4種類の豚肉商品あわせて1182パックの71.4キロについて不適正表示が確認され、農水省は14日、全ての商品の表示の点検や原因究明の徹底などを指示し、来月14日までに農水大臣宛の報告書の提出を求める行政指導を行いました。

丸久は他の店舗では不適切表示はなかったとしていて、適正表示と社員教育に全社を挙げて取り組むとしています。

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