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のべ30億人運んだ“夢の超特急”山陽新幹線50年「開通して万博へ」「息子を乗せて」街の人に聞くエピソード 福岡

暮らし

3時間前

「夢の超特急」として博多までの全線が開業してから10日で50年の節目を迎えた山陽新幹線。

あなたはどんな思い出がありますか?



午前8時ちょうどにJR博多駅を出発した東京行きの「のぞみ10号」。

山陽新幹線が博多まで伸びて丸50年となった10日、駅のホームでは記念の式典が開かれ、九州運輸局長やJR西日本の関係者などがテープカットで祝いました。

◆JR西日本 折中啓也 新幹線本部長
「『いろんな歴史を背負って一生懸命、我々が運行してきてやっと50年になったな』というのが正直な感想」



1975年の3月10日、博多駅の真新しい新幹線ホームに到着した列車。

「夢の超特急」とうたわれ、博多~新大阪間を在来線特急のほぼ半分の3時間44分で結びました。



Q.新幹線の乗り心地は?
◆当時の乗客
「良いですよ」
「トンネルが多いのもいいな」



国鉄の分割民営化後、山陽新幹線はJR西日本に引き継がれ、スピードアップを重ねました。

1997年に登場した500系車両は、当時の世界最速となる時速300キロでの営業運転を初めて実現したのです。



◆街の人
「夫の両親が万博に新幹線が開通して行ったのがすごく記憶に残っています。『私も乗りたい』と義母に言った記憶がある」

大学進学を機に上京したという、こちらの男性は…。

◆街の人(70代)
「大学3年生かな…までは新大阪で乗り換えていたが、山陽新幹線が開業して、とにかく博多まで来るようになって『とても便利になったな』と」

全線開業時に産まれたばかりのお子さんと一緒に乗った方も…。

◆街の人(70代)
「東京まで(息子が)赤ちゃんの時に乗せて行った。やっぱりいい思い出、新幹線で遊びに行くというのは」



2011年には全線開業した九州新幹線との直通運転が始まり、大阪と鹿児島が最速3時間42分で結ばれました。

沿線の都市同士の時間的な距離を飛躍的に短縮した新幹線は、地域経済にも変化をもたらし、博多駅周辺には大手企業の支店が続々と進出、ビジネス街としての発展に貢献しています。

山陽新幹線が全線開業からの50年間に運んだ乗客はのべ30億人にも上ります。



◆JR西日本 折中啓也 新幹線本部長
「今まで以上に安全・正確な輸送、もちろん安全・安心もそうだが、正確性を高めていきたい」

山陽新幹線は、これからも私たちの思いを乗せて走り続けます。
「夢の超特急」として博多までの全線が開業してから10日で50年の節目を迎えた山陽新幹線。

あなたはどんな思い出がありますか?
午前8時ちょうどにJR博多駅を出発した東京行きの「のぞみ10号」。

山陽新幹線が博多まで伸びて丸50年となった10日、駅のホームでは記念の式典が開かれ、九州運輸局長やJR西日本の関係者などがテープカットで祝いました。

◆JR西日本 折中啓也 新幹線本部長
「『いろんな歴史を背負って一生懸命、我々が運行してきてやっと50年になったな』というのが正直な感想」
1975年の3月10日、博多駅の真新しい新幹線ホームに到着した列車。

「夢の超特急」とうたわれ、博多~新大阪間を在来線特急のほぼ半分の3時間44分で結びました。
Q.新幹線の乗り心地は?
◆当時の乗客
「良いですよ」
「トンネルが多いのもいいな」
国鉄の分割民営化後、山陽新幹線はJR西日本に引き継がれ、スピードアップを重ねました。

1997年に登場した500系車両は、当時の世界最速となる時速300キロでの営業運転を初めて実現したのです。
◆街の人
「夫の両親が万博に新幹線が開通して行ったのがすごく記憶に残っています。『私も乗りたい』と義母に言った記憶がある」

大学進学を機に上京したという、こちらの男性は…。

◆街の人(70代)
「大学3年生かな…までは新大阪で乗り換えていたが、山陽新幹線が開業して、とにかく博多まで来るようになって『とても便利になったな』と」

全線開業時に産まれたばかりのお子さんと一緒に乗った方も…。

◆街の人(70代)
「東京まで(息子が)赤ちゃんの時に乗せて行った。やっぱりいい思い出、新幹線で遊びに行くというのは」
2011年には全線開業した九州新幹線との直通運転が始まり、大阪と鹿児島が最速3時間42分で結ばれました。

沿線の都市同士の時間的な距離を飛躍的に短縮した新幹線は、地域経済にも変化をもたらし、博多駅周辺には大手企業の支店が続々と進出、ビジネス街としての発展に貢献しています。

山陽新幹線が全線開業からの50年間に運んだ乗客はのべ30億人にも上ります。
◆JR西日本 折中啓也 新幹線本部長
「今まで以上に安全・正確な輸送、もちろん安全・安心もそうだが、正確性を高めていきたい」

山陽新幹線は、これからも私たちの思いを乗せて走り続けます。

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