アイスピックで16歳友人女性“切りつけ”か　15歳女子中学生を殺人未遂の現行犯で逮捕　「殺すつもりはなかった」　福岡・行橋市

12日午後、福岡県行橋市で友人の16歳女性をアイスピックで切り付け殺害しようとした殺人未遂の現行犯で、15歳の女子中学生が逮捕されました。

警察によりますと12日午後7時すぎ、福岡県行橋市で「アイスピックを所持した娘の友人から、娘が切られた」と被害者の母親から110番通報がありました。

切りつけられたのは16歳のアルバイトの女性で、胸の中央から左下方向に10～15センチの切ったような線状の傷があったということですが、深い傷ではなく命に別状はありませんでした。

警察は、この女性の友人で現場にいた15歳の女子中学生を、殺人未遂の現行犯で逮捕しました。

警察の調べに対し女子中学生は、「殺すつもりはなかった。つかみ合いになった際、手に持っていたアイスピックが（相手に）触れてけがをしただけ」と容疑を否認しています。

女子中学生はアイスピックを所持して女性の自宅を訪れていて、別の部屋にいた被害者の母親が2人が言い争う声を聞いて部屋に駆けつけ、通報したということです。

警察は２人が口論となった経緯などを詳しく調べています。