福岡労働局トップ「許されるものではない」　結婚式場運営『アルカディア』不正受給事件受け　「不正の態様が重大で悪質」

暮らし

18時間前

元社長らが国の助成金を不正に受給していた疑いで逮捕された結婚式場の運営会社「アルカディア」（本社：福岡県久留米市）について、助成金を管轄する厚労省福岡労働局のトップが「許されるものではない」などとコメントしました。

◆厚労省福岡労働局　千葉登志雄局長
「不適切な申請の結果、不正受給が行われたことは許されるものではございません。大変遺憾に思っています」

福岡労働局の千葉登志雄局長は会見でこう述べた上で、アルカディアの「不正の態様・手段・組織性が重大で悪質だった」と指摘しました。

アルカディアをめぐっては、元社長の大串淳容疑者らが新型コロナ対策の国の雇用調整助成金を不正に受け取った疑いで2月に逮捕され、破産申請の準備に入っています。

福岡労働局はアルカディアに対し、10億円あまりの返還金と違約金約2億円、あわせて約12億円の支払いを命じています。

福岡労働局は「このようなことが二度と起きないように、必要な調査をしっかり行いたい」としています。

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