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地下水から最大11倍超のPFAS検出 航空自衛隊芦屋基地周辺の水質調査 県が結果公表 飲用自粛呼びかけ 福岡

政治・行政

10時間前

福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地の井戸から健康被害が懸念される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が目標値の30倍の値が検出された問題で、福岡県は3日、周辺の地下水を調査した結果、最大で目標値の11倍を超えていたと発表しました。

県によりますと、PFASのうち「PFOS」と「PFOA」の2つの物質について、今年1月に基地周辺の7地点で地下水の水質調査を行いました。

その結果、5地点で目標値(1リットルあたり50ナノグラム)を約1.7~11.4倍上回る数値が検出されました。

これまでのところ健康被害は確認されていないということです。

PFASは発がん性があるとされている有機フッ素化合物で、空自芦屋基地の井戸から目標値の30倍が検出され、県は周辺の河川や水路のほか地下水の調査を進めていました。

県は範囲を広げて追加で水質調査するとともに、芦屋町の住民には改めて飲用の自粛と水道水の利用を呼びかけることにしています。

また、芦屋町などと協議の上、九州防衛局と航空自衛隊芦屋基地に対し、原因究明と対策について要請することにしています。

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