博多阪急で「全国有名駅弁とうまいもの大会」　能登半島地震被災地の弁当も販売　3月4日まで　福岡市

全国各地の駅弁とうまいものが一堂に会した物産展が26日から福岡市のデパートで開かれています。

旨味あふれる近江牛をふんだんに使った滋賀県・草津駅の駅弁に、名物の真ダコをタコ壺の形をした陶器に盛り付けた兵庫県・西明石駅の駅弁。



26日から博多阪急で始まった「全国有名駅弁とうまいもの大会」。

オープンと同時に大行列ができていたのが、100種類以上の駅弁が全国各地から直送された数量限定のブースです。



◆来場者
「九州7県の弁当を買った。個数が決まっているから、早めに並ばないと買えないかなと」

◆来場者
「(買ったのは)7個です。買えてよかった。奥さんと2人で昼と夜に食べる」



えんがわとサーモン、イクラがふんだんに入った新潟駅の駅弁。

◆ディレクター
「いただきます。えんがわにあぶらが乗ってますね、こりこりした歯ごたえと、食べた後に甘みも残っておいしい」



さらに、紐を引くだけでホカホカに温めて食べられるのが、宮城県の牛タン弁当。

ジューシーで柔らかい牛タンと麦飯のバランスが絶妙な一品です。



また今回は、能登半島地震で被災した「のと鉄道」の駅で販売している弁当が復興の願いを込めて登場。

能登の牡蠣やお米、野菜などを使った能登尽くしの駅弁です。

◆井田幸長さん
「能登はまだ復興半ばですが、『頑張っていますよ』ということと、博多の人にも能登に関心を持ってほしいと思ってきた。これを食べて、能登にも遊びにきてほしい」



さらに、全国各地から26店舗が自慢の“うまいもの”を販売しています。

大阪からは、たこ焼き発祥の店とも言われる老舗が提供するソースのかかっていないタコ焼きや、カリッと焼き上げられたモチモチの生地にあふれる肉汁がたまらない横浜名物の小籠包など、どれも現地でしか食べられない特別な一品ばかりです。

◆来場者
「なかなか旅行に行かないので楽しいです。目当てがあって来たんですけど、ほぼほぼ売り切れていて、来るのが遅かったです」

◆来場者
「崎陽軒のシウマイを買った。以前横浜に住んでいて、もう本当においしいので、変わらない味なので、楽しみにきています」



福岡にいながら旅の気分を味わうことができるこの物産展は、3月4日まで開かれています。